全体会

基調講演1

John O'BrienJohn O'Brien氏 (EDUCAUSE President & CEO)

(タイトル)
2019年のデジタル倫理の現状:興奮、警告、希望

(概要)
技術革新に関する倫理的な懸念は決して新しいものではありません。しかしながら、今日の教育技術革新をめぐる熱狂は、しばしば、微妙で、強力で、時に重大な、倫理上の絡み合いをかくしてしまいます。新興技術がもたらす倫理的副産物についての毎週のように現れるニュースのヘッドライン、プライバシーが"EDUCAUSE 2019 Top 10 IT Issues" の上位に現れていることは、デジタル倫理に関する懸念が強まっている可能性を示すものです。この基調講演で、ジョン・オブライエン氏は、潜在的にはこうした道筋を先導すべき高等教育から、このきわめて挑戦的な状況における興奮、警告、希望について、事例を示し、論じます。

(Title)
" The State of Digital Ethics in 2019: Excitement, Caution, and Hope"

(Abstract)
Ethical concerns related to technology innovation are hardly new. Today, however, the hype around educational technology innovation often masks nuanced, powerful, and sometimes grave ethical entanglements. With weekly headlines about ethical ramifications of emerging technologies and the appearance of privacy near the very top of the EDUCAUSE Top 10 IT Issues for 2019, concerns about digital ethics are likely to intensify. In this keynote, John O'Brien will make the case for excitement, caution, and hope in this exceedingly challenging landscape--with higher education potentially leading the way.


基調講演2

Hagiya萩谷 昌巳 氏 (東京大学・大学院情報理工学系研究科 教授)

(タイトル)
「いまこそ情報教育革命なのか?」

(概要)
社会からの情報教育への期待は高まるばかりであり、様々な活動が各々の思惑のもとで活発に行われているところであるが、ここ1年か2年が、今後の日本の情報教育の命運を決める極めて重要な時期であることには疑う余地はない。まさに、情報教育革命が起きようとしているのではないか。いや、そうでないとするならば、情報教育革命を起こすべきではないか。社会全体として情報人材をどのようなポートフォリオで育成すべきかを考えて、日本の教育の特質を押さえたうえで、専門教育と一般教育の兼ね合い、大学入試の役割、統計教育との協働、学校教育と私的な教育の関係、生涯教育の位置づけと実現方法、MOOCの活用など、これらの課題を総合的に解決するような情報教育全体の革命を起こさねばならない。